明治政府は、明治4年に「新貨条例」を公布を行い、金本位制を採用した。通貨単位をそれまでの「両」から「円」に変更され洋式金貨が造られた。

当時、純金1.5グラムが1円と定められたため、この旧20円には30グラムの金が含まれ、後年の新金貨の際には純金では柔らか過ぎる為、金900/ 銅100 の品位となっています。


表中央に天皇を象徴する玉を抱く龍。裏中央に日章と八稜鏡・菊紋と桐紋・錦旗・菊・桐の枝飾りなどが描かれています。

刻印製作:彫金家 加納夏雄


日本の金貨の中でも特に価値が高く、近年の近代金貨公開オークションでの目玉となる事が多く、未使用品は平均700万円前後で取引されています。 直径:約35mm
厚み:約 2mm
コインエッジあり

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